向いている仕事

ASD(自閉スペクトラム症)に向いている仕事は?見つけ方も詳しく解説

ASD(自閉スペクトラム症)の障がいにより就職や転職、向いている仕事について悩んでいる方は多く存在します。また合わない仕事に就き、転職を繰り返し困っている方もいるのではないでしょうか?

しかしASD(自閉スペクトラム症)の特徴や自分の特性を生かせる仕事を選ぶことで、障がいとうまく付き合いながら働き続けることは可能です。

今回はASD(自閉スペクトラム症)の方に向いている仕事や探し方について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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ASD(自閉スペクトラム症)は発達障害の1つ

カルテを見る医師

ASD(自閉スペクトラム症)は発達障害の1つで、自閉症やアスペルガー症候群などを総称する診断名です。

発達障害とは以下の3つに大きく分類されます。

発達障害の種類

  • ASD(自閉スペクトラム症)
  • LD(学習障害)
  • ADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)

大人になってから初めて「発達障害」と診断されるケースもあり、日本人の約10人に1人が発達障害であると言われています。

中でもASD(自閉スペクトラム症)は社会的コミュニケーションが困難であったり、反復的な行動や興味が表れる障がいです。

日常生活にあまり支障のない軽度の症状から、生活に著しく支障をきたす重度の症状まで様々ですが明確な原因は特定されていません。何らかの先天性脳機能障害であると考えられており、大人になるまで症状に気付かない場合もあります。

ASD(自閉スペクトラム症)の特徴は以下のようなものが挙げられます。

ASD(自閉スペクトラム症)の特徴

  • 独自のルール・手順にこだわる
  • 特定の物事に対して強い興味や膨大な知識を持つ
  • 表情が乏しい
  • 感覚過敏(光・音・肌ざわりなど)
  • ジェスチャーなどの非言語が理解できない
  • 例え話などが理解できず、言葉を文字通りにしか受け取れない
  • 相手と目を合わせたり、感情を察するのが苦手 など

※ASD(自閉スペクトラム症)には知的障害や言語障害を伴う場合もあります。

ASD(自閉スペクトラム症)はこのように「人とのコミュニケーション」「独自のこだわり」に悩むことが多く、仕事においてもこれらの特徴がハードルになることが多いのです。

従って自分に向いている仕事を見つけ、工夫して働くことがポイントとなってきます。

ASD(自閉スペクトラム症)の方が職場で困ること

パソコンを見て悩む女性

ASD(自閉スペクトラム症)の方が仕事をする上で困ることについて見ていきましょう。主に以下の3つが挙げられます。

  • 職場でのコミュニケーション
  • 急な予定変更
  • 職場環境からの刺激 など

①職場でのコミュニケーション

ASD(自閉スペクトラム症)の方は職場でのコミュニケーションに苦労をする傾向があります。その場の空気に合わせて行動したり、相手の気持ちを察することが苦手であり上司や同僚との意思疎通が難しいためです。

②急な予定変更

ASD(自閉スペクトラム症)の方は自分が決めたルールにこだわることが多いため、仕事上で急な予定変更があった場合などに対応するのが難しいと言われています。

周囲に理解がない場合、仕事に協力的ではないと反感をかってしまうこともありうるのです。

③職場環境からの刺激

ASD(自閉スペクトラム症)の感覚過敏という症状がある方は、職場環境が不快でパニックを起こすこともあります。

例えば職場の音や匂い、空調、光に過敏になってしまい、仕事を続けることが難しくなってしまいます。

おすすめの仕事の探し方

カウンセリングをしている女性と男性

ASD(自閉スペクトラム症)のある方は以下のような支援を利用して仕事を探すことで、自分に合った就職先を見つけやすくなります。

  • ハローワーク(専門支援部門)
  • 就労移行支援事業所
  • 障がい者枠専門の就職エージェント

ハローワーク(専門支援部門)

各種自治体のハローワークにある「専門援助部門」は障がいや疾患のある方の就職をサポートする相談窓口です。専門家による相談やカウンセリングだけでなく、障がいや疾患のある方のための求人を紹介してくれます。

また「精神障害者手帳」を取得しておくと、各企業の障がい者枠採用で働くことも可能です。

就労移行支援事業所

就労移行支援事業所とは一般企業への就職サポートや必要なスキルを学べる場所です。就労支援員には就職だけでなく体調などに関することも相談できるため安心して通うことができます。

具体的には職業訓練、面接や履歴書のアドバイス、就職後の定着支援などが受けられます。

障害者枠専門の就職エージェント

障がい者雇用専門の就職エージェントでは、障がい者雇用を希望する企業とのマッチングを行っています。

専門アドバイザーに相談し自分にできることを生かせる就職先を紹介してもらえるため、安心して働ける職場を見つける近道となる可能性が高いのです。

ASD(自閉スペクトラム症)に向いている仕事

男性と女性のビジネスマン

ASD(自閉スペクトラム症)の方は他の人にはない長所を持っています。

  • 論理的に物事を考える
  • 特定の分野に膨大な知識がある
  • マニュアル通りに正確に業務を進められる
  • 文字情報を正確に把握できる など

上記のような長所を生かせば、大いに仕事で活躍することも可能です。以下で実際に向いているとされる仕事をご紹介します。

①工場勤務(製造業)

工場勤務は決められたマニュアルに沿って仕事を進めるため、ASD(自閉スペクトラム症)の特性を生かすことができます。

製造ラインで同じ作業を繰り返す業務が多く、他の従業員と話す機会も少ないためストレスを感じにくいと言えるでしょう。

②配送ドライバー・トラック運転手

配送ドライバーやトラック運転手は、基本的に一人で業務を行います。そのため他の従業員との関わりもあまりありません。

決められた場所まで荷物を運ぶという反復した業務も適していると言えるでしょう。

また業務委託という勤務形態をとっている企業もあり、自分のペースで働くことも可能です。

③在宅ワーク

Webデザイナーやプログラミング、Webライターなども1人で進めることができる仕事なのでおすすめです。中でも動画編集の技術を身につけると、比較的高い報酬を得ることも可能です。

④事務職

事務職は主に決められた書類作成やデータ入力などを行う職種のため、マニュアルに沿って仕事を進められます。

中にはデータ入力のみの事務職もあり、1人で集中して取り組むことができます。ただし電話対応や来客応対がある職場は避けたほうが無難です。

⑤企業の経理部門

企業の経理部門は主に細かい数字や金銭の管理をミスなく行う仕事です。1つの物事に集中できる特性を生かすことができるでしょう。

また職場全体がスムーズに業務を行うためには欠かせない仕事のため、人によってはやりがいも感じることもできます。

⑥電気工事士

電気工事士も1人でこつこつと進められる仕事です。主に個人宅へのエアコンの取り付けなどを行います。電気工事士という資格のいる仕事ですが、経験を積めば独立することも可能です。

休職・辞職した際の救済制度

お金の上に生えた草

向いていると思った仕事でも、思うようにいかず休職をしたり辞めてしまう場合もあります。

そんな時に利用できる救済制度をご紹介します。

自立支援医療制度(精神通院医療制度)

ASD(自閉スペクトラム症)の治療に心療内科や精神科に通うための制度です。医療費の自己負担額を1割で通院することができます。

取得するためには医師の診断書を地方自治体の区役所福祉課に提出する必要があります。

精神障害者保健福祉手帳

ASD(自閉スペクトラム症)の方は、精神障害者保健福祉手帳を取得することも可能です。症状に応じて1級から3級までの認定制度があります。

障害者手帳を取得すると、福祉サービスや各種税金の控除、交通機関の運賃や公共施設利用料の割引などを受けることができます。

また障害者雇用という枠で、企業で働くことも可能です。取得の際には医師の診断書が必要です。

後述する障害年金を受けている人は、証書のコピーで申請することができます。

障害年金

障害や疾患のために、生活に著しく支障が出たときに支給される年金です。症状に応じて1級から3級まであり、それぞれ金額が異なります。

ただし申請は複雑であるため、社労士に依頼して申請する人がほとんどです。

生活保護

働くことが難しく生活が困窮している場合、最低限度の生活を保障するための費用が給付される制度です。

受給には貯金額が0円など各種条件があるため、地方自治体の区役所にて相談する必要があります。

傷病手当金

仕事を長期間休んだり、辞職する際に生活を保障するために支給される手当金です。最長で1年6ヶ月の支給となります。

また傷病手当を受けるには、一定期間の勤務実績が必要となります。

【まとめ】ASD(自閉スペクトラム症)でも安心して働ける職場はある

ASD(自閉スペクトラム症)の特徴や仕事をする上でのハードル、自分に合った仕事の探し方などご理解頂けましたでしょうか。

これまで仕事が合わずに転職を繰り返し、悩んでいる方でも上記のような専門機関を利用しながら自分に合った仕事を探すことは可能です。

安心して長く働ける仕事を見つけ、有意義な日々を過ごしてみませんか。

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