皆さんは「シングルマザー」と聞くと、仕事面でどういった印象を持ちますか?
「大変そう」「苦労する」経営陣目線では「採用しづらい」といった、マイナスのイメージを持たれる方も多いことでしょう。
この記事では、何かと忙しいシングルマザーであっても稼ぐことができる仕事を20種ほど紹介します。
子育てと仕事の両立に困っているママさん方は、是非最後まで見て、子供の面倒を見ながらでもできる「自分に合う仕事」が意外とあることを知ってほしいです。
目次
シングルマザーが仕事を選ぶ際のポイント
子育てと仕事を両立させなければいけないシングルマザーは、働くにあたって様々な条件があることでしょう。
一方で会社側も、経営上の観点からすべての条件を満たせる企業というのは限られてきます。
なので、自身が仕事をする上で優先する条件を絞り、職種を見繕う必要があるのです。
シングルマザーが優先すべき、仕事を選ぶ際のポイントを5つピックアップしました。
シングルマザーが仕事を選ぶ際のポイント
1つずつ、詳細を見ていきましょう。
子育ての理解があり柔軟性のある職場を選ぶ
子育てをする上で、ママさんに理解があり柔軟な対応をしてくれる職場を選ぶのは最重要項目といえます。
子供がいきなり熱を出したり、病院へ連れて行くといったとっさの対応もですが、普段の生活においても保育園の送り迎え、家事と育児の両立と、仕事にだけに使える時間が普通の社会人に比べて大変少ないのがシングルマザーの特徴です。
子育てに理解があり、育児のアレコレに対応した働き方を提示してくれる職場環境は、最低限必要と言えるでしょう。
生活費・貯蓄に困らない給料が貰える職場を選ぶ
内閣府の調査によると、一人当たりの年間子育て費用の総額は115万円とちょっとだそうです。
それに加えて、入学金や塾に通わすなど、子育てにかかる臨時の出費や生活費を考えると、シングルマザーの平均年収250万円というのは心もとない数字に思えます。
少しでも給料が高く、稼ぐことのできる仕事を探すことが、シングルマザーをする上で重要となることでしょう。
正社員にはこだわりすぎない
シングルマザーが働く上で、正社員登用というのは高い壁となることが多いです。
会社側としても、時間的制約の多いシングルマザーを正規雇用するメリットは少なく、登用を渋るのは仕方がない部分があります。
なので、いっそ正社員にこだわるのをやめてしまうのも手だと言えるでしょう。
コロナ問題を超えて、今の社会は働き方の概念が大きく変化しました。
フリーランスや在宅ワークといった働き方が注目され、正規雇用以外にも社会的地位を確立する働き方が増えてきています。
「お金を稼ぐ」「子育てをする」というこの2つに重きを置いて、正社員にこだわらずに広い視点で仕事を探すことが重要になるでしょう。
資格や経験が活かせる仕事だとベスト
あなたが何らかの資格を持っていたり、既に何らかの就労経験があるのならば、それを活かせる仕事を探すのがベストでしょう。
会社が人を雇うときに、本音を言えば即戦力になる人材を求めているというのは言うまでもありません。
資格というのはそのスキルを持っている証明書と言えますし、既にその分野での就労経験があるのなら、あなたはその会社にとっての即戦力であり、大事にすべき社員として雇い入れてくれる可能性が十分にあります。
まずは、自分の経験が生かせる分野で就活を始めるべきでしょう。
自分の好きな業界を選択する
これはシングルマザーに限らず言えることなのですが、仕事を始めるにあたり、自分の興味のある好きな業界の方がその業種で長く結果を出していくことができます。
特に、子育てに仕事にと人より大変なことが多いシングルマザーであれば、仕事位自分の好きな事にしておかないと、つらいことばかりで耐えれなくなってしまいます。
「少しでもストレスの少ない働き方をする」ことこそ、大変なシングルマザー生活を乗り切る秘訣です。
【在宅可能】シングルマザーにおすすめの稼げる仕事7選
シングルマザーに向いて言う仕事としてよく挙げられるのが、在宅ワークによる仕事です。
家に居ながら仕事をできるのですから、家事や子育てという大変な役目と両立する上で、大きな助けとなる働き方といえます。
そんなママさんたちに向けて、おすすめの在宅ワークを7つほどピックアップしてみました。
詳しく見ていきましょう。
Webライター
Webライターとは、Web上にある文章を書く仕事です。
主にWebサイト上の文章を書くことが多く、たくさんの人に読まれるような文章を書くことが求められます。
この仕事の良い点は、パソコンを使った在宅業務がほとんどなので、時間や場所に縛られず納期だけ守れば自分でペース配分ができ作業を進められるという点でしょう。
例えば、Webライターは納期が決められているだけであり、就業時間の縛りが無いので、昼の内は子供の世話に集中して、子供が寝静まってから一気に作業へ取り掛かるといった働き方もできるわけです。
通勤や職場に縛られることがないワークスタイルは、子育てとの両立に適した働き方ではないでしょうか。
特別な資格やスキルが無くても始められるので、在宅ワークが始めての方にも人気の職業です。
もしも、初めから大きく稼げるWebライターになりたいのであれば、最初のうちはプロから学ぶ手もあります。
メイカラでは月に7桁稼ぐプロのライターから直接学ぶことが可能です。
未経験から月5万円の収入構築の達成率95%という驚異の数字をたたき出しています。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトを制作する人のことです。
制作工程のなかでも「ページの見た目をデザインすること」をおもな業務としています。
Webサイトの目的やコンセプトにあわせて、テキストやバナー、写真、図表などを配置したり、色の使い方やレイアウトを考えて調整したりするクリエイティブさが求められる職業という点では、Webライターよりスキルが必要です。
とはいえ、WebデザイナーはWebライターと同じく時間や場所に縛られず納期だけ守れば自分のペースで作業ができる職業であり、在宅ワークを代表する仕事といえます。
また、Webデザインの講座やスクールはママさん向けのものが多く存在しており、特に主婦層からも人気の講座がFammママwebデザイナースクールです。
この講座はは学ぶためにベビーシッターを無料で利用できます。
さらにキャンペーン期間中なら先着順でMacBookもプレゼントという大盤振る舞い!
毎月10万円を安定的に稼ぐことを目的としているため、身につくスキルは本物ですよ。
プログラマー・エンジニア
上記した2つに比べて、より専門的なスキルが必要とはなりますが、エンジニアもシングルマザーに向いている仕事といえるでしょう。
プログラマーは、仕様書に基づいてプログラムを組み、設計通りにプログラムが動作するかを確認する仕事です。
エンジニアは色々ありますが、ここではプログラマーとよく比べられるシステムエンジニア(SE)を例にあげます。
システムエンジニア(SE)の仕事は、クライアントから「システムを使って何をしたいのか」という要望をヒアリングし、それに基づいて仕様の決定と大まかな設計を担当することです。
在宅での仕事もありますし、WebデザイナーやWebライターと同じく時間や場所に縛られず納期だけ守れば自分のペース配分で作業ができます。
会社によってはSEの仕事とプログラマーの仕事を分けていない場合もあり、クライアントからの要望を受けて、仕様の決定と大まかな設計からプログラムを組み動作確認まで仕上げて納品するといった「自分の裁量で納品まで執り行う」仕事を任される場合もあります。
フリーランスのエンジニアとして働く場合は保障が整ったサービスを利用することがおすすめです。
普通の会社で働く社員と同じような条件で働ける職場を探すのならば、Midworksがエンジニアの間でも評判がよくオススメです!
ブログ運営
ブログとは「ウェブログ」の略称で、筆者(ブロガー)の日常や思想をまとめた記事を時系列で表示させるサイトのことを言います。
そんなブログの中でアフィリエイトを通してお金を稼いでいくのがブログ運営という稼ぎ方です。
アフィリエイトとは、企業の商品やサービスを紹介して、読者にその商品を購入してもらえたら報酬が発生する仕組みをしています。(成果報酬型広告)
例えばママさんであったら、育児での大変な経験や苦労したことなどをブログに乗せ、その時役に立った商品などをアフィリエイトで紹介すると、その広告から商品購入に繋がったことになるので、代金が発生するといった具合です。
とはいえ、初めてで何から始めていいかわからないなら、ブログライターの体験を募集しているので始めてみてはいかがでしょう。
体験後のテストに合格してプロライターになると、ハンドメイドチャンネルで記事執筆ができたり・祝い金10万円がもらえます。
SNS代行
SNS運用代行とは、個人や企業の代わりに公式SNSアカウントを運用や管理をしたり、データを分析して報告したりする仕事です。
SNSやSNSマーケティング、広告運用の知識が必要なので、データ分析やコツコツした仕事が好きな方に向いています。
副業やリモートで働きやすいのはもちろんのこと、担当部署がない企業が多く、公式SNSの運用ノウハウを求めている企業では特に需要が高まっている仕事です。
とはいえ、全くの未経験者が案件の取得を目指すのはとても大変です。
まずはプロのマーケターから学べるWEBSTで、基本的なスキルを身に着けてはどうでしょう。
WEBマーケティングだけでなく、WEB制作も両方学べるので、案件取得への近道になるはずです!
アンケートモニター
アンケートモニターとは、企業から依頼されたアンケートに答えるだけで、謝礼がもらえる副業です。
有名なWEBアンケートであれば、スマホやパソコン、タブレットなどを使って、場所や時間に囚われずに特別な知識や経験が無くてもできるのが魅力といえます。
一口にアンケートモニターと言っても、WEBアンケート以外に様々な種類があり、商品モニターのような自宅に届く化粧品や食品などの商品を、一定期間実際に使用し、評価や感想を消費者目線で回答する 方法や、会場調査のような実際に指定された会場へ行き、会場で商品やサービスを使用して評価・感想などを回答するアンケートなど、形式は様々です。
フリマサイト販売
フリマサイト販売とは、フリマアプリなどの事務局が仲介するネット上のフリーマーケットを使ってのせどりで稼ぐ方法を指します。
通常の取引においては、販売者と購入者で取引をすることになりますが、このフリマアプリでは、販売者(出品者)と購入者の間に事務局が介入して取引が行われるのです。
ヤフオクやメルカリなどでの取引が有名でしょう。
子供の育児において、一定期間使用すればもう使わないものが多く出てきます。(子供の衣類・哺乳瓶・子供用おもちゃ等々)
これら不要物をメルカリなどで販売する所から始める、ママさん達が多いようです。
在宅ワークはクラウドソーシングで見つける
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態です。
発注主として企業が利用するケースと、受注者として個人が利用するケースがあり、受注側としてフリーランスや副業から人気を得ているサービスといえます。
今回は、シングルマザーにおすすめのクラウドソーシングを5つピックアップしました。
詳しく見ていきましょう。
クラウドワークス
クラウドワークスは国内シェアNO.1のお仕事マッチングサイトです。
個人・法人問わず、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるサービスを提供しており、アプリとしてもサービス展開をしているので、慣れていない人でも気軽に始められるクラウドソーシングといえます。
また、報酬を事前にクライアントからお預かりし、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているので、安心して働ける環境です。
ランサーズ
ランサーズも、クラウドワークスと同じく日本国内トップクラスのクラウドソーシングサイトです。
ランサーズは、まだ「フリーランス」や「副業」が注目される前からサービスを展開していました。
コロナ渦でフリーランスの注目度があがるとともに、順調にサービス規模を拡大してきた老舗のサービスです。
ランサーズは、メールアドレスがあれば誰でも登録できます。
個人事業主である必要もないので、副業や主婦層に人気のサイトです。
ココナラ
ココナラは、一人ひとりの「得意(経験・知識・スキル)」を気軽に売り買いできるオンラインフリーマーケットです。
通常はクライアントが仕事内容を決めて、ユーザーは自分のスキルに合った案件に応募する形ですが、ココナラでは自身が仕事内容(サービス内容)を決め、クライアントがほしいサービスを購入する形になります。
ユーザーの数だけサービスがあるので、サービスの種類がとても豊富です。
意外なサービスが、売買の対象となったりするので、登録してみるのも良いでしょう。
シュフティ
シュフティの最大の特徴は、主婦向けのクラウドソーシングサイトという点です。
初心者でも取り組みやすい仕事が豊富に掲載されています。
実は、上記したクラウドワークスやランサーズよりも古くからやっているクラウドソーシングサイトなので、登録人数や実績も凄いサイトです。
社会人未経験の専業主婦にもできるような、簡単作業を取り揃えています。
ママワークス
ママワークスとは、在宅で仕事ができる案件が豊富に揃っている、ママさんや主婦に特化した求人サイトです。
働き方も、在宅だけでなく出社型も選ぶことがでるほか、場所別や職種、雇用形態も自由に選ぶことができます。
またパソコンがない場合も、PCレンタル可能な企業もあり、最低限ネット環境さえあれば始めることが可能です。
ママワークスで特に人気のある仕事は、営業・マーケティングのコールシェア(電話対応)だそうです。
フォロー体制が比較的整っており、給料面でもよいとされます。
【資格ナシ・未経験可】シングルマザーでも稼げる仕事6選
運よく保育園などの預かり先が見つかる、もしくは、子供が一定以上の年齢になれば幼稚園に通い始めると、シングルマザーであっても会社に出勤して稼ぎに出ることが可能です。
この項目では、特別な資格や経験が無くても稼ぐことができる、出勤タイプの仕事を6つ紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
コールセンター
コールセンターは、お客さまからの電話対応を専門に行う部門で働く人たちのことです。
未経験でも始めることのできるコールセンタースタッフですが、男女比率でいうと女性の採用率が高い職業の1つです。
その上、多くの企業が「学歴不問」で募集をかけているため、大学に進学していなくても就職に困ることはないでしょう。
ただし、全体として正社員の求人が非常に少ない点には注意が必要です。
コールセンタースタッフは派遣社員や契約社員、パート・アルバイトでの募集が多く、正社員の求人はほとんどありません。
介護職
介護業界は人手不足が深刻化しており、多くの施設が未経験者を積極的に採用しています。
また、介護職は年齢や性別、学歴に関係なく働ける仕事です。
ママさん達が経験した子育てというスキルを活かすのに、これ程適した職業はないでしょう。
ただし、介護職は体力が必要です。
また、社会の高齢化に伴い将来性はある職種ですが、現状は給料面が低いので、デメリットの把握はしておきましょう。
事務員
事務職は基本的に書類の作成や整理など、業務を円滑に進めるために必要なことを内勤で行うポジションです。
なので、一口に事務員と言っても営業事務や総務といった様々な形態があります。
そんな中でも、シングルマザーにおすすめなのが医療事務です。
医療に関する知識が必要となる仕事ですが、必ずしも求人の際に専門知識がいるわけではなく、特別な資格や免許もとくに必要ありません。
その上医療事務は、他の事務職に比べて圧倒的に女性の採用率が高い傾向にあります。
家事代行
あなたが家事を得意としているのなら、子育ての経験が生きる職業として、家事代行(家政婦)も良いでしょう。
家事代行サービス・家政婦の仕事内容は「日常の家事全般」です。
特別な資格や知識もいりませんし、就職後はマナー研修や実施研修後に仕事へ入ります。
なにより、家事代行業の良い点は個人でも独立開業することができる点です。
個人事業主として税務署に開業届を出せば、フリーの家事代行業者として、初期費用もほぼゼロで開業できます。
営業
営業職といえば、スーツを着た男性サラリーマンを想像することが多いですが、業種次第では女性の採用率も多いです。
例えば、保険営業などは女性の採用率の高い営業職といえます。
採用に当たり、特別な資格や経験は問われない上、全くの未経験者の使用率も高いです。
採用された際の所属も、保険会社や代理店なので、そのまま終身雇用になるケースも多いという安心があります。
ただし、保険営業はノルマが設定されていることがほとんどであり、一定の契約数を達成しなければならないことから、日々のプレッシャーは大きいです。
ノルマが未達成の場合は減給や昇進ができないため、ストレスを感じてしまうかもしません。
データ入力
データ入力業とは、パソコンを使用して紙の資料などに記載されている文字や数字を入力してデータに置き換える業務です。
事務職と混同しがちですが、データ入力はパソコン作業に特化した仕事となります。
採用には、最低限のパソコンスキルがあればよいので、初心者にもオススメの仕事です。
ただし、派遣や短期バイトといった正社員以外の一時登用が多い傾向にあります。
【資格で有利】シングルマザーにおすすめの稼げる仕事7選
シングルマザーに限らず、就職活動において資格持ちというのはやはり有利です。
この項目では、就職するのに資格が必要となるが、稼げる仕事を7つ紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
看護師
看護師といえば病院やクリニックに勤めている印象を持ちますが、実は訪問介護ステーションや保育園・一般企業といった、病院以外の勤め先も多い職種です。
シングルマザーや主婦のように、ライフステージに合わせた働き方をしたいという方には、日勤のみのクリニックやデイサービス、子育て支援制度や託児所を完備している事業所が人気の職場として挙げられます。
ただし、看護師になるには年に1回実施される国家試験に合格する必要があります。
また国家試験を受験するためには、文部科学大臣指定の学校または厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業しなければなりません。
それでも、看護師は医療従事者の中でも薬剤師に続き、5番目に高い年収を見込めます。
保育士
保育士は肉体労働というイメージが持たれることも多く、親御さんが出勤時に子供を園にあずけることから「長時間勤務しているのではないか?」と考えている人も多いと思います。
しかし実際は、1日あたり8時間程度の勤務時間になることが多いです。
朝は確かに7時頃には出勤して、その日の業務の確認や園児が登園してくるまで必要な準備をする必要がありますが、多くの子供は17時には迎えがきて、18時には全体ミーティングを行い19時に終業する園が多々あります。
また、シフト制を導入している園も増えており、朝の7時から19時までフル稼働するという働き方も見直されているため、長時間の拘束は改善されてきているのです。
介護福祉士
介護福祉士とは、日常生活が困難な高齢者や身体・精神に障害のある人などに対して、食事や入浴、排泄などの身体介護を行う仕事です。
上記した介護職との違いは給料面の他、様々な形で独立して活躍する場を広げれることにあります。
たとえば、介護福祉士としての現場経験を生かして、デイサービスやヘルパーの会社の事業を開始したり、またホームヘルパー養成の講師や学校で介護教員をするなど、介護の現場で得られた経験や知識を生かす仕事をすることも可能です。
このヘルパーの養成や介護教員になるためには、介護福祉士の資格を持ち、5年以上の経験が要件となり、また介護教員の場合は、「介護教員講習会修了書」が必要になります。
歯科衛生士
歯科衛生士は歯科医師が患者の診療を行う際のアシスタントをしたり、歯科予防措置、歯科保健指導をしたりする仕事です。
国家資格を持っているため、歯科医師と同様、患者さんの口の中に手を入れて処置をすることが許可されています。
また、歯科衛生士は医療分野の中でも求人が多く歯科医院の数も非常に多いため、比較的採用人数は安定しています。
栄養士
栄養士はさまざまな施設で栄養指導・献立作成・調理を行う専門職です。
栄養士の就職先を見ると、調理・献立作成がメイン業務となる学校や児童福祉施設、給食会社だけでなく、患者さんの栄養管理が必要な病院や高齢者の栄養状態や食事の知識が求められる介護保険施設など、幅広い就職先から選ぶことができます。
また、休日も勤務先によって異なりますが、幼稚園・学校などでは基本的に土日祝休みとなり、長期休暇期間も休みとなることが一般的です。
調理師
調理師は、レストランや料亭、ホテルなどで料理を作る仕事です。
調理をすること自体に資格は必須ではありませんが、「調理師」と名乗ることができるのは、調理師国家試験に合格し、免許を取得した人のみとなります。
正直、若手の調理師の給料面や待遇は良いとは言えません。
しかし、この職業の利点は、将来的に独立し自分の店を構えることも可能な点です。
美容師
美容師は、おもに美容室において、カット、カラー、セット、シャンプーブロー、パーマなどの施術をし、ヘアスタイルを創り上げる仕事です。
ヘアスタイルに関することだけでなく、ネイル、メイクや着付けなどの施術を行うこともあります。
この仕事をオススメできる理由は、女性が輝ける職業という点だけでなく、この職業のも将来的に独立し自分の店を構えることも可能な仕事だという点です。
シングルマザーを支援する制度
ここまで、シングルマザーにおすすめできる仕事を紹介してきましたが、どんな仕事をしていても育児と仕事の両立が厳しいという点に変わりはありません。
そこで、シングルマザーの助けとなる制度を7つ紹介します。
シングルマザーを支援する制度
詳細を見ていきましょう。
児童扶養手当
児童扶養手当とは離婚や死別等により、ひとり親になった世帯等に対して手当を支給する制度です。
支給対象者は18歳未満の児童を持つ母、父、養育者になります。
所得制限限度額(収入ごと)が設定されているため、支給額は人によって異なる点と、里親や福祉施設に入所すると対象外になるため、注意が必要です。
ひとり親家庭住宅手当
ひとり親家庭住宅手当とは、20歳未満の児童を持つ母、父、養育者が、民間の賃貸アパートやマンションなどを借りて家賃を支払っている場合に、その家賃の一部を補助してくれる制度です。
この補助制度は、各自治体ごとに設けられている制度のため、実施していない市区町村もあります。
ひとり親家族等医療費助成制度
ひとり親家庭等医療費助成制度とは、母子(父子)家庭で18歳未満の子供がおり、所得が限度額を満たしていない人が医療費の助成を受けられる制度です。
ひとり親家庭になった経緯は関係ないので、離婚・死別は問いません。
住民税を課税されているかどうかで全額負担か1割負担か変わります。
住民税非課税の人は全額負担になります。
児童育成手当
児童育成手当とは、18歳に達した年度末(3月31日)までの児童がいる、母子(父子)家庭に児童1人につき月額13,500円の手当が給付される制度です。
ただし、受給者の所得が制限未満であることが条件となります。
自立支援教育訓練給付金
自立支援教育訓練給付金は、対象となる保護者が、就職に有利な資格取得を目指して、スクールなどで指定講座を受講し修了した場合、経費の60%相当額、年間では上限20万円(最大4年で80万円まで)の経済的支援を受けることができる制度です。
20歳未満の子どもを扶養している保護者で「児童扶養手当を受給している、または同等の所得水準の方」「就業経験・スキル・取得資格の状況などを考慮し、適職に就くために教育訓練受講が必要であると認められる」この2点が条件となります。
母子父子寡婦福祉資金貸付金
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度とは、20歳未満の児童を持つ母、父、養育者もしくは20歳以上の子供を持つ母親が都道府県や市などからお金を借りられる制度です。
厚生労働省が管轄する制度で、貸付を受けられる資金の種類は12種類あります。
幾つか例を挙げると、生活を送るために必要な生活資金、治療費や介護サービスの利用料金などの医療介護資金、家の購入や修繕にかかる住宅資金や引越しのための転宅資金等々。
生活保護との併用はできないので注意が必要です。
高等職業訓練促進給付金
高等職業訓練促進給付金とは、指定された資格取得のために学校に通う間、毎月給付金を受け取りながら勉強できる制度です。
対象はひとり親で児童扶養手当の支給を受けているか、同等の生活水準の方。
住民税非課税世帯の場合月10万円、課税世帯でも月75,000円を、所定の学校の修了年月まで受給できます。
どの様な仕事に就くにせよ育児と仕事の両立は大変なので支援制度を利用すべき
この記事では、シングルマザーであっても稼ぐことができる仕事を20種ほど紹介しました。
在宅・資格なしでも稼げる仕事・資格ありで稼ぐ仕事と紹介しましたが、子供の年齢や成長に合わせて使い分けるのが良いでしょう。
とはいえ、どんな職業にせよ仕事と育児の両立は大変です。
支援制度を上手に使って、より負担の少ない方法をとりましょう。