「人に頼るのが苦手で何事も自分で解決しようとしてしまう」
「他人に共感を求めようとするのが少ない」
「自分は自立心が強いのかもしれない」
このような傾向がある方は、自己完結型である可能性が高いです。また、自己完結型に向いてる仕事について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
自分に向いてる仕事に就いてこそ、自分の強みが活かせます。ここでは、自己完結型の強みや向いてる仕事、仕事の探し方について詳しく解説していきます。
自分の性格に当てはまる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自己完結型とは？
自己完結型とは、どのような人のことを指すのでしょうか。ここでは、自己完結型について改めて解説していきます。
自己完結型とは、自分だけで結論を出したり納得を出したりする人のことを指すのが多いです。自己完結は1人で物事を解決できたといったポジティブな一面で用いられることが多いでしょう。
また一方で、1人で勝手に決着をつけてしまったといったネガティブな意味でも使われる言葉でもあります。ネガティブな意味でもポジティブな意味にも捉えられるので、自分の受け入れ方次第で影響が変化していくでしょう。
自己完結型の強み
自己完結型の強みとは、どのようなものが考えられるのでしょうか。強みを理解しておけば、仕事を探す際に役立つかもしれません。また、自己分析をするうえでも自分の強みを知ることは大切です。
ここでは、自己完結型の強みについて詳しく解説していきます。では早速みていきましょう。
強み①責任感がある
自己完結型の強みとして「責任感がある」ことが挙げられます。自己完結型は、自分の考えで行動したことに対して強い責任感を持っている傾向にあるでしょう。
そのため自分の行動によってトラブルが発生した際には、他人のせいにするのではなく、自分の責任を認め解決しようとすることが多いです。
強み②自分で考えて行動できる
「自分で考えて行動できる」ことも自己完結型の強みとして考えられます。自己完結型は、他人に頼らず自分の考えで行動することが可能です。
そのため、自分の力で問題の原因や解決策を考えることに長けています。行動力もあるので、自分で考え決断したことはすぐに行動に移すことができるでしょう。
強み③得意分野で高い成果を出しやすい
自己完結型の強みとして「得意分野で高い成果を出しやすい」ことも挙げられるでしょう。自己完結型は、こだわりが強い傾向にあります。
また、そのこだわりの強さを得意分野で発揮できれば、とことんまで追求するでしょう。そのため、得意分野に関しての専門知識やスキルが周りよりも身につき、高い成果を期待できます。
強み④物事の組み立てが得意
「物事の組み立てが得意」であることも自己完結型の強みとして考えられます。自己完結型は、物事を順序立てて考えることや、頭の中で考えて整理することに長けている傾向にあるでしょう。
状況を見極めて、次にどんな行動をするのが最善かを判断できるので、仕事をするうえでは自己完結型が重宝されることも少なくはありません。
強み⑤冷静な思考や行動ができる
最後に、自己完結型の強みとして「冷静な思考や行動ができる」ことが挙げられます。自己完結型は、周りの視線や状況に左右されず、自分の考えで行動する傾向にあるでしょう。
そのため仕事でトラブルが発生した際にも、指示を待つのではなく自分が何をすべきかといった、冷静な判断ができます。
自己完結型の弱み
自己完結型の強みについて紹介してきましたが、少なからず弱みも存在します。自分の弱みも理解しておくことで、改善策や更なる成長につながるかもしれません。
ここでは、自己完結型の弱みについて詳しく解説していきます。では早速みていきましょう。
弱み①自分の世界にこもりやすい
自己完結型の弱みとして「自分の世界にこもりやすい」ことが挙げられるでしょう。自己完結型は、自分の世界観や価値観を重視してしまう傾向にあります。
そのため、世界観が狭いまま過ごしてしまい、自分の世界に閉じこもりがちになってしまうでしょう。自分の世界にこもってしまうと、見聞が広がらず成長が止まってしまうこともあるので、注意が必要です。
弱み②人に頼れない
「人に頼れない」ことも自己完結型の弱みとして考えられます。自己完結型は、周りに頼らず自分の力だけで解決しようとする傾向があるでしょう。
1人で解決しようとすることは決して悪いことではありません。しかし、人に頼った方がスムーズに解決することも多くあります。迷惑や負担をk時にして頼れないこともありますが、困ったら助けを求めることも大切です。
弱み③間違いに気付きにくい
最後に、自己完結型の弱みとして「間違いに気付きにくい」ことが挙げられます。自己完結型は、基本的に自分の考えや価値観が正しいと思っている傾向にあるでしょう。
そのため、自分が正しいといった考えが影響して、間違いがあっても気付きにくいことがあります。周りに相談しながらであれば、間違いにも気付けるのですが、自己完結型は1人で行動するので、余計に間違いに気付きにくいでしょう。
自己完結型に向いてる仕事7選
実際に自己完結型に向いてる仕事とはどのような職種が考えられるのでしょうか。自己完結型には、様々な強みがあります。また、自分の強みを活かせる職種であれば、長続きし安定した生活ができるでしょう。
ここでは、自己完結型に向いてる仕事を7つ紹介していきます。自分に合った仕事がないか、ぜひ探してみてください。では早速みていきましょう。
自己完結型に向いてる仕事①ドライバー
自己完結型に向いてる仕事として「ドライバー」が挙げられます。ドライバーは、タクシーやトラックなどを運転するのがほとんどでしょう。
ドライバーは、自分の判断でどのルートで行くのかを決めなければなりません。そのため、自分で考えて冷静な判断ができる自己完結型に向いてる仕事だと考えられます。
自己完結型に向いてる仕事②塾講師
「塾講師」も自己完結型に向いてる仕事として考えられるでしょう。塾講師は、自分が担当する科目を生徒に教えるのが基本的な仕事内容です。
自己完結型は、この教え方の方が良いといった明確な考えを持っていることが多いでしょう。そのため、自己完結型は生徒から指導力を評価されやすく、向いてる仕事だと考えられます。
自己完結型に向いてる仕事③校閲・校正
「校閲・校正」も自己完結型に向いてる仕事として挙げられます。校閲・校正は、書籍や雑誌、Webサイトなどに記載されている文章が正しいかどうか確認するのが基本的な仕事内容です。
校閲・校正は、基本的に自分で調べて業務を行うことになります。そのため、自分で何事も解決しようとする自己完結型に向いてる仕事だと考えられるでしょう。
自己完結型に向いてる仕事④プログラマー
自己完結型に向いてる仕事として「プログラマー」も考えられます。プログラマーは、エンジニアが作成した指示書に沿って、プログラミング言語を用いてプログラミングするのが基本的な仕事内容です。
自己完結型には、あらかじめ仕事内容が決まっていた方がやりやすい傾向にもあるでしょう。そのため、専門知識が必要になりますが、黙々と作業を進められるので向いてる仕事だと考えられます。
自己完結型に向いてる仕事⑤清掃
「清掃」も自己完結型に向いてる仕事のひとつです。清掃は、ビルや施設内の掃除をするのが基本的な仕事内容でしょう。
清掃は、基本的に1人で行うので、余計なコミュニケーションをしなくて済みます。したがって、対人関係に不安がある自己完結型に向いてる仕事だと考えられます。
自己完結型に向いてる仕事⑥保険の営業
「保険の営業」も自己完結型に向いてる仕事として挙げられます。営業といっても様々ですが、保険の営業は歩合制であることが多いのでおすすめです。
営業なのでコミュニケーション能力を求められますが、自分にしっかりとした知識があれば自信を持って話すことができるでしょう。自分の力で得た実績は、やりがいにもつながります。
自己完結型に向いてる仕事⑦研究職
自己完結型に向いてる仕事として「研究職」も考えられるでしょう。研究職は、研究や開発をするのが基本的な仕事内容です。研究職には、基礎研究と応用研究の2種類が存在します。
研究職は、特定の分野を追求していくので、自分の意思や責任感が強い傾向にある自己完結型に向いてる仕事だと考えられるでしょう。
自己完結型に向いてない仕事3選
自己完結型に向いてる仕事に就いて紹介してきましたが、向いてない仕事も存在します。向いてない仕事も知っておくことで、仕事を探す際の手間が省けるでしょう。
ここでは、自己完結型に向いてない仕事を3つ紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。では早速みていきましょう。
自己完結型に向いてない仕事①接客・販売
自己完結型に向いてない仕事として「接客・販売」が挙げられます。自己完結型は、人に積極的に関わることがあまり得意ではない傾向にあるでしょう。
また、自己完結型はものを売る立場になっても、無理をしてまで買わなくて良いと考えてしまいがちです。そのため、仕事の性質上向いてない仕事だろ考えられるでしょう。
自己完結型に向いてない仕事②秘書
「秘書」も自己完結型に向いてない仕事として考えられるでしょう。秘書は、上司が業務に専念できるように、様々なサポートや調整を行うのが基本的な仕事内容です。
秘書の仕事は、マルチタスクがほとんどで忙しいことがほとんどでしょう。そのため、自分の世界に入り込みやすく、他人のために仕事をするのが苦手な自己完結型には向いてないと考えられます。
自己完結型に向いてない仕事③広告代理店
自己完結型に向いてない仕事として「広告代理店」が挙げられるでしょう。自己完結型は、人に振り回されるのが苦手な傾向にあります。予測できない人からの発言には、疑問を感じやすいからです。
そのため、広告代理店といったクライアントの都合に合わせなければいけない仕事は、自己完結型に向いてないでしょう。
自己完結型に向いてる仕事の探し方とは
向いてる仕事の探し方とは、どのような方法があるのでしょうか。仕事を探すうえで、効率の良い探し方を知るのは大切なことです。
ここでは、自己完結型に向いてる仕事の探し方について詳しく解説していきます。では早速みていきましょう。
どのような企業や職種があるのかを知る
自己完結型に向いてる仕事の探し方として「どのような企業や職種があるのか知る」ことが挙げられます。世の中に、どのような企業や職種があるのか知見を広げることは大切です。
世間には数えきれないほどの企業が存在します。たくさんの企業について知らなければ、自分に向いてる仕事を探すことはできないでしょう。興味のある企業からでも良いので、知っていくことが肝心です。
自己分析をする
「自己分析をする」ことも自己完結型に向いてる仕事の探し方のひとつです。自己分析とは、自分の強みや弱み、行動や思考の傾向から自分を客観的に評価することを指します。
自己分析では、どういった価値観を大切にしているのかを考えることで、自分を客観視できるでしょう。そこから、自分に向いてるもの不向きなものを判断するきっかけにつながります。
他己分析をし客観的な意見を知る
自己完結型に向いてる仕事の探し方として「他己分析をし客観的な意見を知る」ことが考えられます。自己分析はあくまで自分でするので、思い込みや固定概念があるとうまくいかないでしょう。
しかし、友人や家族に協力してもらう他己分析では、客観性が高まります。また、自分では気付けない強みも理解できるのでおすすめの方法でもあるでしょう。
まとめ
ここまで、自己完結型の強みや弱み、向いてる仕事や向いてない仕事について紹介してきました。自己完結型には、様々な強みが存在し、それらを活かせる仕事もあります。
自分の強みを仕事で活用できれば、仕事場で重宝されるでしょう。自分のデメリットが出てしまうような仕事は避けるのが肝心です。
また上記で解説したように、向いてる仕事の探し方を理解すれば、効率良く仕事を探すことができるでしょう。
