大川智宏のSONICは詐欺なのか?評判やサービス実態を潜入調査

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評判分析

大川智宏のSONICは詐欺なのか?評判やサービス実態を潜入調査

皆さんは「SONIC」と呼ばれる投資アプリを知っていますか?

SONICは「毎日3万円を完全自動で生み出す」というキャッチコピーを謳っている、投資アプリです。

大川智宏という方が開発したとされるこのアプリサービスなのですが、ネット上で検索すると「投資詐欺」「怪しい」というネガティブな検索結果が表示されるサービスでもあります。

そこでこの記事では、「SONIC」と呼ばれる投資アプリが具体的にどういったシステムなのか?大川智宏という人物は何者なのか?を徹底調査してみました。

SONICに関する評判や口コミの他、実際に登録しての潜入調査も行っているので、資産運用に興味のある方は是非最後までお付き合いください。

SONICとはどういったサービスなのか?

SONICとはどういったサービスなのか?

SONICは「毎日3万円を完全自動で生み出す」というキャッチコピーを謳っている、投資アプリです。

最低軍資金は1000円から開始でき、紹介ページには「95%の勝率」「大手証券会社と提携」などの記載があります。

紹介ページの内容をまとめると、SONICは以下のような特徴があるそうです。

  • 毎日3万円の利益が目指せる
  • 最低軍資金は1000円から
  • スマホがあれば参加可能
  • 設定や口座開設は可能な限りスタッフが対応
  • 24時間体制のサポート
  • 勝率95%
  • 期間限定で費用無料

特に参加費用が期間限定で無料というのが本当であれば、やってみる価値はあるでしょう。

ただ、魅力的な紹介文が書かれていますが、システムの詳細やFX・株式・仮想通貨など、どの媒体で投資をするのかといった情報は、紹介ページには記載されていませんでした。

「自動で売買」という一文から、おそらくAIによる自動売買システムを使った投資なのだろうとしか、この段階ではわかりません。

SONICの運営会社と特商法に基づく表記

SONICの運営会社と特商法に基づく表記

SONICのような情報商材にあたるサービスを利用する時、詐欺の可能性を考慮する必要があります。

特に投資のような自身の財産を預けるサービスには細心の注意が必要で、仮想通貨や各種投資の詐欺事件はニュースで取り上げられているのを見たことがあるでしょう。

こういった詐欺を見抜く方法として、特商法に基づく表記があるかの確認をオススメしています。

特定商取引法(特商法)とは


特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。

つまり、この特商法に基づく表記をしていない会社は、クーリングオフや問題が起こった時の対応などをする気がない会社であり、詐欺の可能性が高いと言えるのです。

詐欺とまで言えなくとも、提供しているサービスにやましい点がある会社なら、これらの情報をできる限り隠そうとします。

SONICには特商法に基づく表記が記載されている

SONICの紹介ページを一番下まで見ていくと、特商法に基づく表記がしっかりと記載されていました。

会社名 株式会社ワンダーリアリティ
代表取締役 岡村貴弘
住所 大阪府大阪市淀川区西中島6丁目3番24号M412号
電話番号 06-4400-6358
受付時間 12時~17時(土日祝休み)

特商法に基づく表記では、運営会社名・住所・代表者名・連絡先の4項目の記載が必須とされています。

最低限ではありますが、SONICは特商法に基づく表記がしっかりと記載されているのです。

運営会社ワンダーリアリティー

SONICの運営会社は、株式会社ワンダーリアリティという企業が運営していることがわかりました。

この企業を調べてみると、どうやらWebサービス全般を取り扱う会社のようで、証券会社や金融関係では無さそうです。

会社名 株式会社ワンダーリアリティ
事業内容 コンテンツ事業部・映像制作・Webマーケティング
ホームページ https://wonder-reality.com/#ba_406

念のために、国税庁の法人番号検索サイトで企業の登記がされているかも調べてみました。

ワンダーリアリティー登記

どうやら、多くの詐欺会社にみられる実在しない架空会社では無さそうです。

開発者である大川智宏の経歴は?

開発者である大川智宏の経歴は?

SONICのアプリ開発者として紹介ページで登場する大川智宏氏ですが、結論からいうと大川氏の経歴を調べることはできませんでした。

ネット上の検索結果で出てくる人物は、全くの別人ばかりであり、X(元Twitter)やFacebookなどの各種SNS上にもそれらしい人物は発見できません。

一企業の開発担当という点だけを見ると、ネット上に経歴が無くとも不思議ではないのですが、これほどまでに紹介ページで登場しているのにもかかわらず、一切の情報が無いというのは、少し不自然に思います。

SONICに登録し潜入調査してみた

ここまで、SONICの信用性を紹介ページ内容・運営会社・開発者と様々な観点から調査してきましたが、依然サービスの具体的なシステムについての情報が出てきません。

せめて、どの様な種類の投資を利用するのかくらいは最低限知りたいところです。

そこで、SONICの紹介ページを経由して、実際にサービスへと登録し潜入調査をすることにしました。

SONICへの登録の流れは以下の通りです。

  1. 紹介ページからメールアドレスを登録し、「SONICを今すぐインストールする」というボタンをクリックする
  2. LINEの友達登録をする(以降のやり取りはすべてLINE上で行われる)
  3. LINEからSONICのシステムを受け取る

利用開始までのアレコレは、スマホとネット環境があれば、簡単に済ませられます。

数字を予測して当てる簡単な投資方法

LINE上で登録作業を進めていくと、3つの動画が送られてきました。

その動画の中に、ようやくSONICのシステムに関する紹介があったのです。

SONICのシステムは、合成インデックスチャートにおけるジャッジメントオプション投資であり、0と9以外の数字を予測して利益を狙う独自の投資方法と説明されていました。

難しい内容になりますがざっくりと説明すると、合成インデックスチャートとは値動きを価格ではなく%で表現したチャートです。
3つ以上の値動きを比較する際に使うことが多いチャートとなります。

ジャッジメントオプション投資とは、あらかじめ定めた期日・価格で売買する権利のことです。

それぞれの特徴を簡単にまとめると、SONICのシステムは複合する安定性が共に高いチャートを用いて数値を予測し、定めた期日が経過した時に購入時との差額を利益として得られる投資方法を採用しています。

最終的に有料のサービスへと誘導される

3つの動画を確認しサービスの説明が一通り終われば、いよいよSONICシステムのインストールに移ります。

LINEに届く情報も終盤になってくると、プロジェクト参加費(有利コミュニティ)として19万8,000円を支払った後に投資アプリをインストールできる権利が獲得できると説明がありました。

無料モニターの募集

大体予想はしていたのですが、紹介ページでは上記のようにモニター参加費無料として募集していたため、少々騙されたように感じます。

とはいえ、システムの説明や儲ける為の仕組みについては確かに無料で情報を得れていたので、あながち詐欺ともいえません。

詐欺会社で多くみられる、無理な勧誘やいきなり請求画面が表示されるわけでもなく、本サービスへの参加はこちらの判断に委ねられるようです。

SONICの口コミや評判

SONICの口コミや評判

今回の調査では、有料コミュニティへの勧誘があった時点で調査を打ち切ったため、本サービスの使い心地などは分かりませんでした。

そこで、SONICの利用者による評判や口コミが無いかを調査したところ、残念ながら確認できたのはSONICの商品紹介ページのみでした。

最初は1万円からはじめまして、1ヶ月目が90万円くらいです。
本当に利益が現金として使えるか試しに何回か利益を引き出したので引き出さなければもっといってたと思います。
で、現金が利益として使えることが分かりまして、2カ月目は120万円くらいです。
で、利益が加速していきまして直近ですと約30分で150万円位になっています。
小資金からでも大きな利益を狙えるのはすごいと思います。

61歳 無職 男性
引用元:SONIC紹介ページ

SNS上やネット検索では、ネガティブな内容の記事ばかりがヒットします。

記事の内容を見てみると、やはり広告での無料という文面にもかかわらず、最終的に有料コミュニティへと誘導された点が詐欺と捉えられていました。

【まとめ】SONICは詐欺ではないが有料サービスへの導入ではある

この記事では、「SONIC」と呼ばれる投資アプリについて、具体的にどういったシステムなのか口コミ・評判を調査してきました。

結論としては、特商法に基づく表記がしっかりと記載されている点や、運営企業の情報がハッキリとしている点から詐欺会社である可能性は低いと言えます。

ただし、広告に記載されていたモニター募集により無料というのはあくまで本導入までの事前情報のみで、システムを使うときには有料コミュニティへ参加する必要があります。

その料金も19万8,000円と決して安い金額ではなく、参加するには十分な注意が必要です。

ネット上に「お金を騙し取られた」「不当に散財した」といった被害報告もないので、詐欺の可能性は低いですが、投資である以上ある程度のデメリットは覚悟する必要があり、紹介ページの内容が誇大広告の可能性も留意しておきましょう。

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ミカタ

有名ベンチャー企業の人事経験、キャリアカウンセラー歴7年、求職者が自分らしく働くためのノウハウや、悩み解決へと導く記事を執筆。自分の性格を見つめ直し、向いている仕事、向いていない仕事を把握するための手助けを行なっています。在宅ワークの流行から独自調査した副業分析までコンテンツ拡大中です。

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