皆さんは「CLEAR」という退職代行サービスを聞いたことがますか?
退職代行CLEARは、数ある退職代行サービスの中でも業界最安値をキャッチコピーとしており、その金額に関わらず退職率100%という高評価を得ています。
では、実際にサービスを利用したことのあるユーザーからはどの様な評価を得ているのでしょうか?
この記事では、退職代行CLEARが利用者からどう評価されているのかや口コミなどを徹底調査していきます。
具体的なサービス内容や退職までの流れも解説していくので、退職代行に興味のある方は、是非最後までお付き合いください。
目次
退職代行CLEARの概要
退職代行CLEARは業界最安値・退職成功率100%・即日退職可能をキャッチコピーとする退職代行です。
労働組合と提携しているほか、「弁護士法人えそら」を顧問弁護士としているため、法的な処置も可能な退職代行を行うことができます。
さらに退職代行CLEARでは、担当スタッフを男性スタッフ、女性スタッフの希望を出すこともできます。
「同性に頼みたい」「職場的に男性(女性)スタッフに対応してもらいたい」などの要望にも、応えられるのが強みです。
サービス名 | 退職代行 CLEAR |
運営会社名 | 日本労働基準組合 |
料金(税込) | 正社員:18,000円 パート・アルバイト:11,000円 |
無料相談 | あり |
返金保証 | あり(※退職できなかった場合は全額返金) |
相談受付時間 | LINE、メールによる24時間対応 |
対応エリア | 日本全国 |
代行内容 | 退職の意思を会社へ連絡 |
ホームページ | 退職代行CLEAR |
退職代行CLEARの強み
退職代行CLEARの特徴としては、以下の7つが挙げられます。
他の退職代行サービスと比較して、CLEAR独自の強みと言える部分をピックアップしました。
退職代行CLEARの強み
詳細を見ていきましょう。
業界最安値の18000円
退職代行CLEARの料金は、正社員の場合18000円であり、これは退職代行業界でも最安値と言える値段です。
後ほど詳しく記載しますが、退職業界は大きく分けて民間・労働組合・弁護士の3つの運営者に別れており、最も高い弁護士になると安くとも5~7万円、安い民間会社でも正社員2万円前後が基準の金額となります。
その点、退職代行CLEARの18000円というのは、業界内でもトップレベルに安い金額と言えるのです。
アルバイト・パートは11000円で対応可能
誤解している方も多いのですが、退職代行のサービスはアルバイトやパートであっても利用が可能です。
その場合、正社員の退職より安い金額を設定している退職代行会社が多いのですが、それでも15000円以上は金額がかかります。
なので、退職代行CLEARの料金11000円で対応可能というのは、とても安い値段設定なのです。
全額返金保証あり
退職代行CLEARは、万が一退職に失敗した場合の補償制度も存在しています。
退職の意思決定は労働者の権利として法律で守られているのですが、会社の中には無理な引き留めや辞めさせるのを妨害してくるような悪質企業も存在するのです。
後に解説しますが、退職代行CLEARの退職成功率は100%で、そのような悪質企業であっても退職可能なのですが、万が一にも退職を失敗した時、全額返金の保証がされています。
提携労働組合と顧問弁護士あり
上記で少し触れましたが、退職業者を運営している会社は大きく分けて民間・労働組合・弁護士の3つに別れています。
民間が最も安い金額でサービスを利用できるのですが、その内容は退職の意思を会社側に伝えるのみであり、有休の消化や未払い金請求など会社との交渉はできません。
これらの法律が絡んだ交渉をしてもらいたいのなら、労働組合や弁護士を頼る必要があります。
退職代行CLEARは「日本労働基準組合」が運営をしている東京都労働委員会に認証を受けた労働組合です。
民間企業ではできない会社との交渉も、頼むことができます。
LINEや電話だけでなく対面相談も可能
退職代行CLEARは、LINEや電話で24時間対応してくれる退職代行サービスなのですが、希望者の方には個別に予約の上で対面での相談も受け付けています。
退職への依頼は、LINEや電話の無料相談で受け付けるのですが、その後ヒアリングシートに記入し、退職に関する様々な要望を確認するのです。
例えば、「退職届など各種書類のフォーマットが欲しい」や「退職給付金の申請方法が知りたい」など、退職後の相談も受け持っています。
顧客の持つ不安材料や知識面での不足を、料金を支払う前の段階で解決してくれるわけです。
退職成功率100%
上記したように、退職代行CLEARは「日本労働基準組合」が運営をしている東京都労働委員会に認証を受けた労働組合です。
顧客はCLEARに料金を支払い、契約をして時点で労働基準組合に加入した形になります。
つまり、個人で会社に意思を伝えるのではなく、労働組合による団体交渉を行って退職の意思を伝える形になるのです。
CLEARは5万件以上の退職成功実績があるのですが、退職できなかったケースは今までに1ケースもありません。
退職に対してごねる会社もあるのですが、そのすべての会社で退職を実現しています。
退職代行CLEARの弱み
退職代行CLEARは、確かな実績のある退職代行サービスなのですが、サービスの利用にあたっていくつかの注意点があります。
デメリットや弱みともいえる部分が3つあるので、サービスの利用前には注意が必要です。
退職代行CLEARの弱み
詳細を見ていきましょう。
訴訟案件は対応不可
退職代行CLEARは「日本労働基準組合」が運営をしている退職代行サービスであり、退職代行の種類としては労働組合が運営している会社となります。
労働組合が運営している退職代行は、民間とは違い会社との交渉こそできますが、給料の未払いや有休消化を会社側に請求することはできません。
会社相手に裁判を起こし、訴訟案件を対応してもらいたいのなら、弁護士が運営している退職代行へと行かなければならないのです。
ただし、弁護士が運営している退職代行は料金面が高く、少なくとも5万円以上は必要となります。
銀行振り込みかクレジットカード決済のみ
ヒアリングシートに記入し退職に関する要望の確認が終わると、料金の支払いへと移るのですが、退職代行CLEARでは銀行振り込みとクレジットカード決済の2つの支払い方法しかできません。
18000円or11000円という値段ではありますが、電子決済や口座の引き落としなどは使えないので注意が必要です。
特に、現金による支払いができないというのは注意すべき項目でしょう。
後払い対応はしていない
退職代行CLEARの料金支払いは、ヒヤリングが終わった後の前払いです。
クレジットカードによる支払いはできるのですが、基本後払いには対応していないので注意する必要があります。
退職代行CLEARの口コミ・評判
それでは次に、実際に退職代行CLEARを利用した顧客の口コミや評判を紹介していきます。
良い口コミと悪い口コミの両方を調べてきたので、それぞれの意見を詳しく見てみましょう。
双方ともに2つずつピックアップしました。
良い口コミ・評判
こちらの画像は、Yahoo知恵袋の質問から引用したものです。
退職代行CLEARの口コミ自体が少ないのですが、やはり退職といったネガティブなイメージから、書き込みをするユーザーが少ないのでしょう。
こちらの利用者は、CLEARの素早い対応を評価していました。
自分の希望したタイミングで退職することができたのと、労働組合運営で丁寧に対応して貰えたのが評価のポイントになったようです。
こちらもYahoo知恵袋の質問から引用しました。
この方も、退職代行CLEARの即日退職、対応の早さを評価しています。
また、有給休暇や賞与・退職金などの確認だけでなく、退職後に必要となる源泉徴収票・離職票・健康保険資格喪失証明書・雇用保険被保険者証などの各種書類発行手続きを代行してくれた点も評価に繋がったようです。
CLEARは退職の代行だけでなく、その後のサポートや転職サポートも充実しています。
それらを考慮すると、18000円という料金は十分安いと感じるようです。
悪い口コミ・評判
退職代行CLEARは労働組合なんだから提携の必要ないんじゃないの?HPにしっかり書いてあるからね。未払いん対応しない理由も知らんけど。
なんで労働組合が、別の労働組合と提携すんのさ。おかしな話だ
— 退職代行トラブル募集してます。 (@daiko_kuso) September 7, 2023
悪い口コミと言ってよいのか分かりませんが、辞めた会社の報復で給与が未払いとなり、対応ができなかった事例のようです。
やり取りの中で、労働組合と提携すればとポストされていたのですが、CLEAR自体が労働組合による運営なので意味がないようですね。
やはり、弁護士事務所が運営している退職代行サービスでなくては、給与・ボーナスの未払い問題など対応しきれないようです。
あと退職代行とかめちゃくちゃ碌でもないからやめとけ?金かけてまで辞めるとか頭おかしいやろ、何に金かけとるんや
— サソリ (@HanabiKagi) November 23, 2022
こちらは、退職代行CLEARの口コミというより、退職代行業全般に対してですが、「そもそも会社を辞めるだけなのだから、それにお金を払う意味がない」という意見です。
この意見も一理あり、労働者の退職する権利自体が法律で認められているので、わざわざお金をかけてまで退職代行をする必要がないというのも、理屈では分かります。
しかし、悪質な労働環境で自分の意志で会社を辞めるのが難しいという事例は多くあり、そもそも、それができれば日本の過労死や自殺者はこんなに増えていません。
退職代行という最後のセーフティーネットは、現代社会おいて必要なものといえます。
退職代行CLEARを利用する際の流れ
次は、実際に退職代行CLEARのサービスを利用する時、退職までにどの様な流れで利用するのかを解説していきます。
CLEARへと退職代行を依頼してからは、職場への顔出しや連絡の一切が必要なく、顧客側がすべきやり取りはすべて退職代行CLEARとのものであり、職場との交渉はすべてCLEARが肩代わりするのです。
依頼から退職までの流れをまとめると以下のようなものとなります。
- LINEで問い合わせ・相談をする
- 打ち合わせ後に支払いをおこなう
- 退職代行CLEARが依頼者の代わりに交渉
- 退職届や貸与物の郵送して退職
それぞれの詳細を見ていきましょう。
LINEで問い合わせ・相談をする
退職代行CLEARへの依頼方法は、LINEでの問い合わせ・無料相談から入ります。
ここでは、「即日退職、当日退職したい」「本人、家族に連絡、接触しないでほしい」「会社の人と話したくない」「離職票を送ってもらいたい」など、大まかな要望を確認するのです。
電話での相談も可能で、相談には料金が発生しません。
LINEアプリを利用している方は、24時間いつでも相談が可能な「LINEで問い合わせ」が便利なので、気軽に試してみて下さい。
なお、LINEアプリを利用していない方向けに、メールでの問い合わせも可能です。
紹介ページ下部にある「メールでの問い合わせ」に記載してください。
打ち合わせ後に支払いをおこなう
ヒアリングシートへの記入後、退職に向けた詳細な打ち合わせを行います。
詳しい内容を確認後、クレジットカードか銀行振込にて支払いに入るのです。
なお、この後に追加料金などは一切発生しません。
退職代行CLEARが依頼者の代わりに交渉
支払いを済ませたら、その後の退職手続きはすべて退職代行CLEARが交渉します。
顧客側が職場に出向いたり、連絡を入れる必要は一切ありません。
仕事内容の引継ぎや伝言などがあれば、簡単な内容なら伝えてもらえますし、もし複雑なのであれば書類として用意して貰えれば渡してもらうことができます。
また、退職や転職の相談はこの退職交渉後も利用することができ、料金もかかりません。
退職届や貸与物の郵送して退職
退職届や必要な書類、制服などの返却物があれば郵送で済ませます。
後日、顧客側が職場へ出向く必要はありません。
ただし、退職届などの書類などは直筆の必要がある場合もあり、退職代行で用意することはできません。
各種テンプレートは用意されているので、それらを利用して顧客側が作成する必要があります。
退職代行CLEARに関するQ&A
退職代行CLEARのサービス内容や、退職までの流れは以上です。
次は、CLEARに関する疑問点や不安要素などをピックアップし、回答していきます。
即日退職できるのか?
依頼したその日から、出社せずに退職は可能です。
ただし、書類上の「退職日」が即日になる保証はでません。
書類上の「退職日」については即日になるケースの以外にも、民法に定められた2週間後の日付になるケースや、有給休暇を消化した日付になるケースがあります。
未払いの給料はちゃんと払われる?
支払われます。
会社が働いた分の給料を支払わないことは違法です。
なので、退職する場合でも働いた分の給料はきちんと支払われます。
ただし、給料が手渡しの場合でも振り込むように伝えてもらえますが、必ず振込という方法になかは保証はできません。
会社から訴えられることは?
ありません。
確かに、「訴える」と脅してくる会社はまれにありますが、実際に訴えられたケースは確認できません。
そもそも、退職するだけの労働者に対して裁判をしても会社側に勝ち目がないので、裁判をするコストを考えると会社側にとって割に合わないのです。
退職代行CLEARのサービスでは、訴訟や裁判には対応できないのですが、その心配の必要はないでしょう。
有給は使って辞めることができる?
有給の消化については確認してもらえます。
ただ、ほとんどの場合は有給を消化できますが、必ず消化できるという保証はできません。
同じように、ボーナス・退職金についても確認してもらえますが、こちらも保証はできないようです。
多くの場合支払われることが多いのですが、労働組合が運営している退職代行CLEARのサービスでは、訴訟を起こすことができません。
できるのはあくまで交渉までで、有給や退職金を支払わせるというのはできないのです。
会社からの連絡はない?
本人や家族への連絡は、しないように伝えてくれます。
ただし極まれに、会社が本人や家族へと連絡してしまうケースがありますが、無視してしまって問題ないです。
親にバレるリスクはある?
上記したように、退職代行CLEARから会社へ本人や家族への連絡は、しないように伝えてくれます。
ただ、会社が本人や家族へと連絡してしまうケースや職場の人間が家を訪ねてくるケースもいくつか確認されているのです。
大半の人は居留守を使ったり、無視したりしているのですが、家族や親にバレるリスクは少ないながらも存在しています。
退職代行CLEARと似ている代行業者
退職代行CLEARと似たような退職代行サービスは、数多く存在します。
それぞれに得意分野があり、顧客の状況や退職に何を求めているかによって適した代行サービスは変わってくるのです。
そこで、退職代行CLEARと似ている代行業者を5つほどピックアップしました。
サービスが似てはいますが、特徴や料金にちょっとした違いがあるので、自分に適した代行会社を見つける参考にしてください。
退職代行CLEARと似ている代行業者
詳細を見ていきましょう。
退職代行ネルサポ
会社名 | 退職代行ネルサポ |
退職代行の種別 | 労働組合 |
料金 | 一律15000円 |
返金保証 | あり |
最初に紹介するのは、退職代行ネルサポです。
ネルサポは、CLEARと同じく労働組合が運営している退職代行であり、その1番の魅力は料金が一律15000円と安いことです。
一律の値段なので、パートやアルバイトであっても15000円かかるのですが、正社員であればCLEARより安く利用することができます。
労働組合が運営している退職代行サービスなので、有給消化や給与未払いについても交渉することができ、全国対応の上LINEで24時間体制の問い合わせも行っており、安価で退職代行のサービスを利用したいのなら、おすすめの会社です。
退職代行のABAYO
会社名 | 退職代行のABAYO |
退職代行の種別 | 民間会社 |
料金 | 19800円~11000円 |
返金保証 | なし |
退職代行のABAYOは、アクロサポートという民間企業が運営する退職代行サービスです。
そのため、労働組合や弁護士が運営する会社のように「退職金の交渉」や「訴訟対応」はできません。
ただし、アクロサポートは労務に強い弁護士事務所と提携しているため、対応が必要であれば別途費用がかかりますが対応可能となります。
また、2024年の7月より料金の変更があり、退職代行サービスの利用料が一律20000円から、正社員が19800円・派遣、契約社員が14800円・パート、アルバイトが11000円の料金へと変更されました。
女性の退職代行【わたしNEXT】
会社名 | 女性の退職代行【わたしNEXT】 |
退職代行の種別 | 労働組合 |
料金 | 19800円~29800円 |
返金保証 | あり |
女性の退職代行【わたしNEXT】は、退職代行業界には珍しい女性に特化した退職代行サービスです。
多数の転職エージェントと提携しており、転職までをしっかりとサポートしてくれます。
わたしNEXTの特徴は、女性に特化しているという点と銀行振込やクレジットカードの他に電子マネー決済など10種類以上の支払い方法に対応しており、自分に合った方法で費用支払える点です。
多くの退職代行サービスが、銀行振込とクレジットカードの前払いに限られる中、わたしNEXTではコンビニ決済などを利用すれば後払いにできるという特徴があります。
モームリ
会社名 | モームリ |
退職代行の種別 | 民間企業 |
料金 | 12000円~22000円 |
返金保証 | あり |
退職代行モームリは、株式会社アルバトロスという民間企業が運営しているため、通常は労働組合や弁護士が運営する会社のように「退職金の交渉」や「訴訟対応」はできないのですが、モームリは弁護士が監修をし、神奈川県認証の労働組合と提携しているため、ある程度の交渉を会社側と行ってくれます。
また、モームリの料金体系は正社員が22000円・アルバイトが12000円と分かりやすく、スピーディーな対応が評価されている退職代行です。
しかし、退職後の転職サポートなどは行っていなく、サービスはあくまで退職までとなります。
退職110番
会社名 | 退職110番 |
退職代行の種別 | 弁護士事務所 |
料金 | 43800円 |
返金保証 | あり |
退職110は弁護士事務所が運営している退職代行サービスです。
これまで紹介してきた代行サービスと異なり、訴訟や慰謝料請求など、すべての事柄に対応することができます。
弁護士事務所の運営ながら、全国各地での利用が可能であり、退職までの面倒な手続きをすべてプロの弁護士に任せることが可能です。
ただし、残業や給与の未払い金請求、退職金請求、ハラスメントによる慰謝料、労働災害保険の申請など、通常の退職代行内容とは異なる「金銭が絡む請求」については、契約費用とは別に成功報酬が発生します。
十分に注意しましょう。
【まとめ】給料未払いなどの訴訟問題がないなら退職代行CLEARはおすすめ
この記事では、退職代行CLEARの評価や口コミ、サービス内容などを紹介してきました。
退職代行CLEARは労働組合が運営している退職代行にも関わらず、民間会社の設定料金より安く、利用しやすい代行サービスといえます。
口コミや評判からも良い評価をされており、悪い評判は辞める会社側に問題があるケースがほとんどでした。
一方で、弁護士事務所が運営しているサービスではないので、給料の未払いや有休の消化などを訴訟として訴えることはできません。
できることは、退職の意思表示を代行することと、各種要望の交渉に限られます。
自身の現状と要望を精査して、民間・労基・弁護士のどれに頼るべきかを十分に吟味する必要があるでしょう。