長時間労働や低賃金、休暇が少ないなどの悩みを抱えている保育士も多く、退職を視野に入れている人も少なくないです。実は、保育士でも退職代行を利用している人が増えています。
子供が好きで保育士になってみたものの、いざ仕事をすると
「子供との関わり方に悩む」
「保護者からの意見やクレーム対応が大変」
「職場の人間関係が難しい」
などのように、心身が疲れ果ててしまうこともあります。
長時間労働などによる肉体的疲労の他に、こうした精神的なダメージを受けることも避けられません。
今回は、保育士が退職代行を利用するメリットやデメリット、おすすめの退職代行業者や退職代行を利用する流れ、注意事項などについて解説していきます。退職代行の利用を考えている保育士の人は、ぜひご参考ください。
目次
退職代行について
退職代行とは、自分に変わって職場に退職の意思を伝えたり、退職するために必要な手続きなどを全て代行してくれるサービスです。
仕事が辛く、退職したくてもなかなか言い出せなかったり、退職の申し入れをしても強引な引き留めに合ったりすることもあります。このような場合は、退職代行を利用するのがおすすめです。
しかし、退職代行は利用してもいいものかと悩んでしまう人も少なくありません。
退職代行について
退職代行の利用は悪いことではない
結論を先に言いますと、退職代行の利用は、悪いことではないです。
労働法では、退職しようとする日の2週間前に会社に退職の意思を伝えれば、基本的にはどのような理由だろうと退職することが可能です。
会社に退職の意思を伝えても、取り合ってくれなかったり踏みとどまることを強要されたり、上司に相談する勇気が出ない場合などに退職代行サービスを利用します。
自分と職場の間に退職代行という第三者を挟むことで、直接職場と話し合いをすることなく退職できます。
会社に問題がある際は遠慮なく利用しよう
会社でパワハラやセクハラなどの嫌がらせを受けているケースや長時間労働で残業代も出さないケースなど、あきらかに会社に問題がある場合は、遠慮なく退職代行を利用することをおすすめします。
嫌な思いをしてブラックな会社で勤めていても、心身の健康を害するだけです。
肉体的な疲労はある程度回復できると思いますが、心に傷を負った場合は、簡単に治らないケースも少なくないです。
退職代行を利用するにも一歩を踏み出す勇気が必要ですが、今は親身になって相談を聞いてくれる退職代行業者も多いため、まずは相談から始めてみましょう。
退職代行を利用すべき保育士の状況
退職代行を利用すべきかどうか自分では判断できない人もいるでしょう。
ここでは、退職代行を利用した方が良い状況の保育士について解説しています。
保育士が退職代行を利用すべき状況やケースとして以下の6つが挙げられます。
退職代行を利用すべき保育士の状況
労働環境がブラックすぎる
勤務先の労働環境があまりにもブラックすぎる場合は、退職代行を利用した方が良いです。
保育業界は、人手不足ということもあり、仕事を持ち帰ったりサービス残業が常習化されたりと良くない職場環境になりやすいです。
上司や同僚からの嫌がらせやパワハラなどもあります。
我慢と忍耐は違います。長期化すると、心身ともに悪くします。手遅れになる前に、正気を保っているうちに退職代行サービスの利用を視野に入れましょう。
強引な引き留めでやめられない
先ほども少し触れましたが、労働法によると、2週間前に退職の意思を職場に伝えれば退職は可能です。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:民法第627条
退職の意思を職場に伝えても強引な引き留めにあってしまい、なかなか退職できないという保育士も多いです。「人手不足だから」「辞めるなら別の人を探してこい」などの文句をいわれることもあります。
しかし、人手不足なのはどちらかというと職場の責任です。
退職の自由がありますので、本来職場は退職の意思をくみ取り退職に向けて準備をしないといけません。
にもかかわらず強引な引き留め等をする場合は、遠慮なく退職代行を利用しましょう。
園長や先輩が高圧的で怖い
先輩や園長が高圧的で怖く、退職したくてもなかなか言い出せないでいる人も多いです。
そもそも保育士を辞めたいと思う原因が先輩や園長であるケースは少なくないです。
「先輩からいじめられている」
「仕事を押し付けてくる」
「園長が怖い」
などの理由により精神的に参ってしまいます。
子供や保護者と仲良くできていたとしても、内部の人間関係がうまくいかないと仕事に対するやる気は次第に薄れていきます。
このような場合も、退職代行サービスの利用をおすすめします。
有給休暇を消化して辞めたいと考えている
労働基準法では、正社員や契約社員、アルバイトなど雇用形態に関係なく、勤務して半年が過ぎれば、有給が貰えます。
しかし、貰った有給を消化してから辞めたいと上司につたえても、なかなか取得を許してくれない場合もあります。
有給取得は労働者の権利なので、合理的な理由がないのにも関わらず有給取得を拒否すると、労働基準法違反になります。
有給取得の交渉も退職代行業者がしてくれるため、なかなか有給消化を認めてもらえない場合は、退職代行サービスを利用しましょう。
退職代行サービスを行っている企業には、民間企業の他、労働組合や弁護士法人があります。
このうち、有給消化などを交渉できるのは労働組合と弁護士法人だけです。有給消化など交渉事も頼みたい場合は、民間企業ではなく、労働組合や弁護士法人の退職代行を利用しましょう。
即日退職したい
労働法でも退職の2週間前に申し出ると記載がありますので、即日退職できないと考えている保育士もいるでしょう。
実は、退職代行を利用すれば即日退職も可能になります。
先ほど解説しました有給を利用すれば、実質即日退職ができます。
残っている有給休暇の交渉をしてくれるのはもちろんですが、有給がない場合でも即日退職できるように、交渉してくれることもあります。
そのため、退職代行サービスを利用する場合は、即日退職したいということをしっかりと伝えましょう。
未払いの給料や残業代をもらって辞めたい
退職を申し出ると、悪質な場合、未払いの残業代や給料、退職金などをうやむやにされることもあります。
退職することで周りに迷惑がかかるなど、後ろめたさを感じてしまい、退職金など金銭面のことは言い出せずに泣き寝入りする人もいます。
自分では交渉しにくい場合やうやむやにされている場合は、退職代行サービスを利用して交渉してもらいましょう。
保育士が退職代行を利用して得られるメリット
保育士が退職代行を利用するメリットも沢山あります。
退職代行と聞くとマイナスなイメージを持ちがちですが、実際はメリットが大きいため利用する保育士も増えています。
退職代行を利用するメリットとして、以下の5つが挙げられます。
保育士が退職代行を利用して得られるメリット
園長や先輩と顔をあわせずに辞められる
退職代行サービスを利用すれば、園長や先輩と顔を合わせずに辞められます。
強引な引き留めをされることもなければ、嫌味を言われることもありません。
また、子供や保護者にも会うことはないので、一度退職代行サービスに依頼すればあとは、何もしなくても辞められるのは大きなメリットです。
キツイ環境からすぐに解放される
退職代行を利用すれば、過酷な労働環境やきつい園長や先輩が原因で夜も眠れず、朝も憂鬱なくらい追い詰められている状態からすぐに解放されます。
「予定している行事が終わってから」
「忙しい時期が過ぎてから」
など辞めるタイミングを見計らう必要はありません。
辞めたいと思った時がタイミングです。
ストレスフリーで辞められる
自分で退職の意思を職場に伝える場合は、すぐにはやめられないケースが多いです。
引継ぎのこともあれば、職場によっては1ケ月~3ケ月前にまでに言わないといけないなどの社内規則もあります。
辞めると伝えた後もしばらく出勤しなければいけないでしょう。
当然、上司は退職の意思を内密にしてくれると思いますが、一人でも話すと噂はたちまち広がってしまいます。
辞めることが周囲に知られたら、職場に増々行きずらくなります。
周囲からどう思われているかなども気になり結果として、ストレスがかなり溜まってしまうことでしょう。
退職代行を利用すれば、即日退職ができるなど職場の人とも会わずに済むので、ストレスフリーで辞められます。
有給休暇や退職日に関する希望も叶いやすい
退職代行サービスでは、有給休暇や希望の退職日について職場に交渉してくれます。
職場独自のルールはあるものの、法律で定めていることが最優先です。
有給がもらえなかったり、就職先が決まっているのに退職日が決められなかったりすることもあります。
民間企業は、退職届を提出するところまでしか対応できません。
この場合は、労働組合や弁護士法人が運営している退職代行を利用すれば、全て交渉してくれます。
未払いの給料や退職金も請求できる
退職代行サービスを利用すれば、未払いの給料や退職金の交渉、請求などもしてくれます。
自分では、なかなか言い出せないようなお金に関することは全てお任せです。
職場の退職金のルールなどは事前によく確認しておきましょう。
「退職金は勤続3年以上で支給する」など、場合によっては条件を満たしていないこともあります。
そもそも未払いの残業代があること自体が違法なので、そこは後ろめたさなどを感じる必要はありません。
保育士が退職代行を利用して被るデメリット
退職代行を利用するメリットは大きいですが、デメリットも当然あります。
ただ、さほど大きなデメリットではありません。
保育士が退職代行を利用した場合に考えられるデメリットは、以下の3つが挙げられます。
保育士が退職代行を利用して被るデメリット
費用がかかってしまう
退職代行利用には、費用が発生しますので、費用面でデメリットになる可能性があります。
退職するということは、職を失うので、収入がなくなります。この時期の出費は数万円でも惜しいでしょう。
退職代行の相場は、民間企業で2万~3万円ほどで、労働組合や弁護士法人の場合は3万円~5万円台が多いです。
なかには、10万円ほどかかる弁護士法人もありますが、一般的には多くても5万円前後で対応してくれます。
心身の健康を崩してまで働くことを考えれば、数万円の出費は決して高くないと思ってもいいでしょう。
近隣で同じ職種には就きにくい
退職代行サービスを利用すると、近隣で同じように保育士として就職しづらいです。
地域の付き合いや保育士同士の輪もあると思いますので、退職代行を利用したことが知れ渡る可能性があります。
退職後も保育士として働きたい場合は、勤務エリアを考える必要があります。
すぐに引っ越すなどの予定がある場合は、特に気にすることはないですが、近くで働きたい場合は同職種への転職が難しくなることもあります。
辞め癖がついてしまう恐れがある
退職代行サービスを利用してしまうと、比較的簡単に辞められるため、辞め癖がついてしまう恐れがあります。
嫌なことがあったら無理に職場に勤める必要はないですが、初めての職場ではやはり忍耐が必要な時期はあるでしょう。
その時期を耐えられなくなる恐れがあります。
新しいことは最初こそ嫌に感じますが、慣れてくればそこまで嫌だとは感じなくなります。
ただ、あまりにも労働環境がブラックの場合や人間関係がうまくいかない場合は我慢の必要はありません。
人によって感じ方は違いますが、他人にとってはなんでもないようなことでも自分にとっては辛いことも多々あります。
辞め癖つくのはデメリットではありますが、辛いと感じたり辞めたいと思った場合は、自分最優先で考えるようにしましょう。
保育士が退職代行サービスを選ぶ際のポイント
退職代行サービスは、企業によってサービス内容や対応の良し悪しが分かれます。
対応が丁寧なところもありますが、ずさんなところもあります。
保育士が退職代行サービスを選ぶ際のポイントとして以下の4つが挙げられます。
保育士が退職代行サービスを選ぶ際のポイント
弁護士か労働組合が運営している
退職代行サービスを運営しているのは、主に、民間企業、労働組合、弁護士法人の3つのタイプがあります。
それぞれの対応範囲は次の通りです。
対応範囲 |
民間企業 |
労働組合 |
法律事務所 |
退職届の提出 |
◎対応あり |
◎対応あり |
◎対応あり |
即日退社 |
〇対応するところもある |
◎対応あり |
◎対応あり |
会社との様々な交渉 |
×対応なし |
◎対応あり |
◎対応あり |
裁判の代理人 |
×対応なし |
×対応なし |
◎対応あり |
それぞれ対応できる項目とできない項目がありますので、必要に応じて依頼するところを決めましょう。
費用は、民間企業が一番安い傾向にあり、労働組合、弁護士法人の順に高くなる傾向にあります。
保育業界は人手不足により、もめ事に発展することもありますので、その場合は法的に交渉できる労働組合や弁護士法人の退職代行サービスの利用を検討しましょう。
ただ、退職届の提出を依頼したい場合は、民間企業運営の退職代行サービスでも問題ありません。
返金保証が充実している
退職代行サービスの利用料金は、そこまで高くはありませんが、それでも一時的に無職となりますので出費は抑えたいものです。
また、退職代行サービスには、万が一退職ができなかった場合の全額返金保証がついているところもあります。
基本的に、退職代行が失敗することは皆無に近いです。
ただ、万が一のこともありますので、心配な人は返金保証がついている退職代行サービスを選びましょう。
ちなみに、ほとんどの退職代行サービスは返金保証がついています。
利用する前によく確認しておきましょう。
追加の費用が発生しない
退職代行サービスの利用料金は、基本的には追加費用は発生しないところが多いですが、まれに依頼内容や作業内容によって料金を設定しているところがあります。
追加の費用が発生しないか、退職代行サービスの利用費用以外に必要な費用はないか事前に確認しておきましょう。
基本的には、ホームページを確認すれば全て把握できますが、記載がない場合は、問い合わせすると答えてくれます。
アフターサポートがある
退職代行サービスを行う業者の中には、退職後の再就職サポートなどのアフターサポートをしてくれるところもあります。
退職後の生活が不安な人や次の就職先に迷っている人は、アフターサポートがある退職代行業者を選びましょう。
退職の手続きと並行して、dodaなどの転職サイトを活用するのもありですが、可能であれば同一の業者で退職から転職までできれば手間も省けます。
保育士におすすめの退職代行業者6選
ここまで、退職代行サービスを利用した方が良い保育士や退職代行を利用するメリットやデメリットなどについて解説してきました。
職場環境や置かれている状況などは個々人で異なりますが、退職したいのに退職の意思を伝えられない人やそもそも伝える勇気が出ない人は、退職代行サービスの利用がおすすめです。
保育士におすすめの退職代行について、以下6つご紹介します。
保育士におすすめの退職代行
女性の退職代行【わたしNEXT】
特徴 | ・100%の退職成功率 ・女性の利用者に人気 ・即日退職実績あり |
メリット | ・全国対応 ・全額返金保証あり ・利用者の98.7%が大変満足と評価している ・退職後のサポートが無料で受けられる |
運営の種類 | ・民間企業 |
料金 | ・アルバイト、パート 19,800円(税込) ・正社員、契約社員、派遣社員、内定辞退など 29,800円(税込) |
連絡方法 | ・LINE ・電話 ・メール |
女性の退職代行【わたしNEXT】は、女性に人気の退職代行です。
退職率も100%を誇っています。運営は、民間企業ですが、退職後のサポートも充実しています。
また、万が一退社できなかった場合は、全額返金保証がついていますので、安心して利用できます。
正社員でも29,800円で利用できますので、利用料金もそこまで高額ではありません。
女性の退職代行【わたしNEXT】は民間企業のため、有給休暇の消化や残業代の未払い請求、退職金などに関する交渉事はできませんので注意してください。
女性に人気のため、気になる人は、まず問い合わせしてみましょう。
女性の退職代行【わたしNEXT】の詳細は、以下より確認しましょう。
辞めるんです
特徴 | ・弁護士が監修している ・24時間365日受付可能 ・有給休暇サポートがある |
メリット | ・返金保証がついている ・料金は事後に支払いが可能 ・LINEのみで相談から申し込みが可能 |
運営の種類 | ・民間企業 |
料金 | ・27,000円(税込) |
連絡方法 | ・LINE ・電話 ・メール |
退職代行「辞めるんです」は、退職代行数が7,000を超えており、退職成功率も100%です。
2019年から運営しており、まだ新しめの企業ではありますが、実績は豊富です。そもそも退職代行サービス自体がまだ新しいサービスなので、運営の長さなどはそこまで重要ではありません。
辞めるんですは、民間企業のため、弁護士資格を持たないものが退職代行をします。ただし、顧問弁護士による適正指導を受けており、労働組合とも提携しているため、有給等の金銭的な交渉も可能です。
返金保証や退職代行料金の後払いにも対応しています。
退職代行辞めるんですの詳細は、以下より確認しましょう。
モームリ
特徴 | ・早朝から対応可能で即日退職もできる ・弁護士監修 ・相談がいつでも無料 |
メリット | ・職場との交渉が可能 ・相場よりも安い ・女性スタッフも在籍 ・24時間365日対応可能 ・全国対応 ・全額返金保証 |
運営の種類 | ・民間企業 |
料金 | ・アルバイト、パート 12,000円(税込) ・正社員、契約社員、派遣社員 22,000円(税込) |
連絡方法 | ・LINE ・電話 ・メール |
退職代行モームリは、神奈川県労働員会の審査に合格した労働環境改善組合と提携している退職代行サービス業者です。そのため。退職する際に必要な会社との様々な交渉ができます。ただし、交渉は、提携している労働組合が行います。
料金も正社員で、22,000円なので、他の退職代行と比べても安いです。さらに、退職代行サービスの利用料金も1ケ月後のあと払いに対応しています。
転職したあとに支払いができる点は、利用者にとってはうれしいポイントですね。
モームリも、全額返金保証がついています。また24時間365日対応ができるなど、利用者からの評判も良いです。
退職代行モームリの詳細は、以下より確認しましょう。
弁護士法人ガイア法律事務所
特徴 | ・弁護士法人のため法的な交渉に強い ・退職成功率100% ・LINEで気軽に相談可能 |
メリット | ・傷病手当申請サポ―トで最大18ケ月給付 ・有給休暇消化サポート ・24時間365日対応 |
運営の種類 | ・弁護士法人 |
料金 | ・55,000円(税込) |
連絡方法 | ・LINE |
弁護士法人ガイアの退職代行は弁護士法人ガイア総合法律事務所が運営する退職代行サービスです。
法律事務所が運営しているため、法的な交渉等には抜群に強いです。
また、傷病手当申請や有休消化、退職金や残業代、引継ぎアドバイスなど会社との様々な交渉の他に、無期限のアフターサポ―トもしてくれます。
オンラインで利用でき、最短で即日退職の実績もあります。
弁護士法人ガイア法律事務所の詳細は、以下より確認しましょう。
弁護士法人ガーディアン
特徴 | ・退職成功率100% ・東京都労働員会が認証している合同労働組合が運営 |
メリット | ・職場の対応は全てお任せ ・代理人として職場と様々な交渉が可能 ・全国対応 |
運営の種類 | ・労働組合 |
料金 | ・24,800円(税込) |
連絡方法 | ・LINE ・電話 ・メール |
退職代行ガーディアンは、東京都労働員会認証の合同労働組合が運営する退職代行サービスです。
雇用形態やエリアに関係なく、利用料金は一律固定です。追加の料金も発生しません。
退職成功率は100%で、労働組合運営のため、代理人としての交渉も可能です。ホームページに実際の利用者の評判や口コミの記載もありますので、気になる人は確認してみると参考になります。
退職代行ガーディアンの詳細は、以下より確認しましょう。
退職代行CLEAR
特徴 | ・24時間365日受付している ・全国対応 ・費用が安い ・退職後の無料退職サポートに対応 |
メリット | ・即日対応で即日退職も可能 ・退職実績5万件突破 ・退職成功率100% ・有給休暇などの交渉が可能 |
運営の種類 | ・労働組合 |
料金 | ・18,000円(正社員や契約社員) ・11,000円(アルバイトやパート) |
連絡方法 | ・LINE ・メール |
退職代行CLEARは、労働組合が運営しており、全国対応や24時間365日受付対応、退職成功率100%などの理由により人気の退職代行業者です。
全額返金保証だけではなく、退職後も無料転職サポートもしています。
利用料金は、正社員の場合でも18,000円のため、圧倒的にコストパフォーマンスが良いです。
退職代行CLEARの詳細は、以下より確認しましょう。
保育士が退職代行を利用する流れ
保育士が退職代行を利用する流れは、次の通りです。
- 電話・メール・LINEで相談
- 退職日や条件面のすり合わせ
- 費用の支払い
- 退職代行業者からの保育園への連絡
- 必要書類提出や備品の返却
退職代行業者への連絡方法は、主に電話やメール、LINEです。
LINEに対応している業者も多いので、便利なLINEでまずは相談しましょう。
退職希望日や条件などのすり合わせをします。
内容が固まったら、費用を支払います。退職成功後に支払いをする場合もあります。
費用の支払いが完了したら、あとは、退職代行業者に全てお任せです。保育園への連絡や必要書類の準備や提出、備品の返却、必要な交渉など全て代行してくれます。
退職代行を利用するのに難しい手順は一切ありません。
何も分からなくても、退職代行業者に相談すれば全て教えてくれます。
保育士が退職代行を使う前に注意すること
保育士が退職代行を利用する前に注意しておいた方が良いこともあります。
波風を立てずに円満に退職したいと思う人が大半です。
次のことを頭の片隅にでも入れて、退職の計画を進めましょう。
保育士が退職代行を使う前に注意すること
なるべくイベントや行事が終わってから動く
保育園に限った話ではないですが、1年を通して様々な行事があります。
運動会や夏休み、いろいろな発表会など、節目があります。
自分の心身が崩壊するまで勤務する必要はないですが、もし可能であればタイミングを見計らいましょう。最適なタイミングを選択することで、もめることなくスムーズに退職することも可能です。
保育園の仕事で重要なのはチームワークです。全員で協力してイベントを終わらせることが必要で、一人でも欠けると残りの者たちに大きな負担がかかってしまいます。
もちろん、日ごろ嫌がらせをされているのであればそこまで気にしなくてもいいと思いますが、やはり円満に退職するためには多少残された者たちのことも考慮が必要です。
園児たちへの接し方は変えない
退職を決意しても園児たちへの接し方は変えない方が良いです。
保育士が退職したとしても、残された園児たちの保育園生活は続きます。また、保育士が態度を変えることによって園児たちが影響を受けかねません。
保育士が退職したことを園児たちに伝えるのは、残された者たちです。
行き過ぎる配慮は不要なので、いつも通りの接し方を意識しましょう。
引継ぎメモをどこかに残しておく
退職代行でもめる原因の一つとして、「引継ぎができていない」という点です。
引継ぎができていないと、退職する保育士が与えられた業務の進捗が分かりません。
2度手間3度手間にもなりますので、退職代行を使う計画のある人は、引継ぎメモを残しておきましょう。
引継ぎメモを作っていなかったとしても、退職代行業者経由で引継ぎ事項を記したメモを保育園に渡してもらうか伝えてもらうようにしましょう。
引継ぎメモを残しておくことで、残された者たちが円滑に業務をできます。
職場のことだけではなく、園児のことも考えないといけませんので、引継ぎメモはあるに越したことはありません。
保育士が退職代行を使ったあとの進路
退職代行成功後の進路についても考えないといけません。
保育士を続けたいと思う人もいれば、似た違う業種に就きたいと思う人もいます。
それぞれの状況に応じて、進路を考えると良いでしょう。
保育士が退職代行を使ったあとの進路
企業内保育所に勤める
企業内保育所とは、名前の通り、企業の中にある保育所のことです。
企業が福利厚生の一環として、運営する企業内保育所は転職先として問題ないでしょう。
企業内保育所は、企業が運営しているため、勤務時間も定時で福利厚生も充実していることが多いです。
子供向けサービスを提供する企業で働く
子供向けサービスを提供する企業というのは、幼児教室のインストラクターや児童館のスタッフなどです。
子供向けで何かしらのサービスを展開している企業であれば、保育士としても経験も役に立つでしょう。
サービスによっては、そもそも従業員が少ないケースもありますので、人間関係にも悩まされることはないです。
ベビーシッターとして働く
利用者の自宅や託児所などで、乳幼児から小学生くらいまでの子供たちに対して、保育や教育を行います。
子供の安全も考え、食事や遊び、コミュニケーションを通じて子供を成長させるのもベビーシッターの仕事です。
ベビーシッターは、無資格でもできる仕事です。
国家資格はないですが、民間資格を取得することで、在宅保育サービスの基礎知識やスキルの証明になります。
保育士資格を持っている人でも、個別保育スキルの向上の観点で取得するケースもあります。
まとめ:保育士でも退職代行を利用できる!退職不受理や在職強要トラブルにも対応
保育士でも退職代行を利用できます。
退職届を出しても不受理であったり、在職を強要されたりしている場合は、遠慮なく退職代行サービスを利用しましょう。
第三者が保育園と保育士の間に入ることによって、退職に向けた様々な手続きがスムーズに進みます。
退職代行を利用するのにも費用は掛かりますが、決して高い金額ではありません。
一人で思い悩むよりもまずは相談からでも始めてみましょう。